あの有名温泉に隠れた効能!一石三鳥の週末ゆっくり、癒しの温泉スポット6選

今日、11月14日は世界糖尿病デーです。11月も半ば、少しずつ寒くなり、冬の気配が感じられるようになってきました。冬といえば温泉に入りたいなぁと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

温泉でリラックスして、自然の中を散歩して、ヘルシーなご当地の名産を堪能し、と温泉地には糖尿病患者さんにもメリットがたっぷりです。

せっかく温泉に入るなら、糖尿病や生活習慣病に効くといわれる泉質のほうがうれしいですよね。そこでここでは、糖尿病・生活習慣病に聞くといわれている温泉と温泉旅館についてご紹介しましょう。

糖尿病に効果があるといわれる泉質

炭酸水素塩泉

美肌効果で有名な炭酸水素塩泉。肌の不要な角質や汚れを取り除く効果があります。
飲用適応症:耐糖能異常(糖尿病)

硫黄泉

臭いに特徴のある硫黄泉。硫黄泉は殺菌効果が高く皮膚病にも効きます。金属をつけると黒くなるので、アクセサリーは外してから入りましょう。
飲用適応症:耐糖能異常(糖尿病)

酸性泉

酸性度が高いことが特徴の酸性泉。皮膚病にも効果がありますが、肌への刺激が強いので、お風呂上りにはシャワーを忘れずに。
浴用適応症:糖尿病

参考:日本温泉気候物理医学会
http://www.onki.jp/upload/glossary.pdf

糖尿病の温泉療法

糖尿病患者さんにとっての温泉療法は温泉の効能だけではなく、次のようなメリットがあると日本温泉気候物理医学会専門医の加藤院長はおっしゃっています。

1. エネルギーを消費
※一般的に10分の入浴で30~40Kcalのエネルギーを消費するといわれています

2. 血流がよくなることで、インスリンの作用が高まり、血糖値が下がる

3. 温泉上の解放感で自律神経の緊張から解放

このように、「開放的なお風呂に入る」ということだけでも、温泉は糖尿病によい作用があることがわかります。

では、糖尿病患者さんにおすすめの温泉をご紹介しましょう。

糖尿病患者さんにもおすすめの温泉旅館

今回は都心からほど近く、車や電車で気軽に行けるエリアからおすすめの温泉と宿をいくつかご紹介しましょう。

神奈川県 箱根町

温泉と糖尿病

都心からすぐに行ける人気の箱根。この箱根の温泉の多くは単純硫黄泉の温泉です。これからの季節は紅葉やすすきなど、自然を満喫することができるエリアです。
温泉宿も多いですが、日帰り入浴も数多くありますので、色々な温泉を回ってみるのもお勧めです。
箱根といえば、湯葉や自然薯、お蕎麦のおいしいお店もたくさんありますので、量に気を付けて箱根グルメを楽しんでみてはいかがでしょうか。

夕霧荘(泉質:単純硫黄泉)

温泉と糖尿病

創業大正12年という老舗の温泉旅館です。露天風呂も完備されており、箱根の自然をふんだんに感じられるのが魅力です。
芦ノ湖や箱根関所跡も徒歩圏内なので、軽いハイキングやお散歩を楽しむのもおすすめです。

画像出典:夕霧荘

千葉県 鴨川

温泉と糖尿病

東京から車で約2時間。太平洋に面した人気の「外房」エリアです。近くには鴨川シーワールドやマザー牧場があり、お子様と一緒のお出かけにもぴったり。
また、実は日本一の伊勢海老の漁獲高を誇る千葉県。比較的リーズナブルに楽しめるのがうれしいところ。

房総鴨川温泉 是空(泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉)

温泉と糖尿病

ホテルのお部屋や露天風呂から眺める太平洋の景色だけでも行く価値あり!の絶景温泉が魅力です。
2つの大浴場と3つの貸切露天風呂がありますが、どのお風呂も景色がとてもきれいです。週末ゆっくり温泉に。そんな時にぜひ利用したい旅館です。

画像出典:是空

埼玉県 秩父

温泉と糖尿病

春夏秋冬さまざまなお花と自然が魅力の秩父。近くには神社・お寺、文化財などがあり、じっくり歩いてみて回るのも軽い運動になり、よいでしょう。
12月には秩父夜祭も行われますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

秩父 だいます旅館(泉質:純硫黄泉、低張性、アルカリ性、冷鉱泉)

温泉と糖尿病

昔ながらの趣を残した「寛ぎの宿」。こちらの温泉は飲用としても適しており、糖尿病・痛風・便秘に効果があるとされています。
お風呂には手すりが設置されているので、ご高齢の方も安心して入ることができます。

画像出典:だいます旅館

千葉県 南房総

温泉と糖尿病

一年を通じて味覚狩りが楽しめる南房総。7月下旬から11月上旬にかけてはなんとドラゴンフルーツ狩りが楽しめるそう。
また、南房総は「くじらの町」だそうで、クジラ料理店もたくさんあります。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

弁天鉱泉(泉質:含硫黄=カルシュウム・マグネシュウム=硫酸塩・炭酸水素塩泉)

温泉と糖尿病

前に海、山を背に建つ、閑静な一軒宿。1日4組限定だそうなので、ゆっくりくつろぐことができます。
露天風呂からは富士山や美しい夕日など絶景が楽しめるのもうれしいポイントです。

画像出典:弁天鉱泉

群馬県 草津

温泉と糖尿病

日本有数の温泉街草津温泉。湯もみや湯畑は一度はテレビで見たことがあるのではないでしょうか。草津温泉は自然沸出量が日本一!草津の温泉旅館はほとんどが源泉かけ流しなのです。また、泉質の日本有数の酸性度ph値2.1と殺菌作用が抜群です。

さらに、ハイキングコースがあるので、日ごろの運動不足解消にもぴったりです。

草津 喜びの宿 高松(泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉)

温泉と糖尿病

湯畑で有名な草津温泉は硫黄泉の泉質を持ちます。自然湧出泉として湯量日本一を誇る日本を代表する温泉です。
草津に数ある温泉宿のなかから今回は喜びの宿 高松をご紹介します。ここは、草津でも最も良質とされている「湯畑」から源泉を引き、自然の空気に当てて適温にまで温度を下げているので、温泉の濃度100%のまま楽しむことができるのが特徴です。
湯畑から徒歩5分弱と、草津観光にはとても便利な立地です。

画像出典:喜びの宿 高松

栃木県 奥日光

温泉と糖尿病

いろは坂や華厳の滝などの有名な日光のさらに奥にある、奥日光。この奥日光の湯元温泉は、日本で4番目に濃い硫黄温泉だそうです。そして、この温泉、なんと毎日色がかわるのだそう。緑、白コバルトグリーンなど、色の変化は温泉が生きている証拠。糖尿病や神経痛を始め効能はなんと20種類。奥日光の自然を見ながら、身も心も健康になれそうです。

奥日光 奥日光ゆの森(泉質:硫化水素泉)

温泉と糖尿病

こちらも年中観光客が絶えない有名な温泉地、奥日光です。
こちらの湯元温泉の源泉はなんとエメラルドグリーンだそうです。その源泉が地上に出て空気に触れること乳白色に変わるのだそう。美肌効果に優れているので、女性にはとてもうれしい温泉です。

画像出典:奥日光ゆの森

温泉での注意事項

都内近郊の温泉旅館を紹介しましたが、最後に温泉での注意事項も併せてお伝えします。

      

  • 温泉地に行ったからといって食べ過ぎない
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  • 血糖コントロールの悪い方、大きな糖尿病合併症を持つ方は温泉療法には細心の注意が必要
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  • やけどの可能性があるので、42℃以上の湯温による高温浴は避ける
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  • ご高齢の方はバランスを崩しやすいので、他の誰かと入浴する、もしくは手すりなどを使う
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  • 糖尿病患者さんは低血糖に注意する
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  • 高血圧の方は冬の露天風呂など、更衣室内と浴室の温度差が激しい場合は避けた方がよいでしょう
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  • 温泉の泉質によっては体質・体調に合わない場合があるので、異変を感じたらすぐに洗い流し、心配な場合は医師の診察を受けましょう

まとめ

いかがでしたか?

冬にゆっくり楽しめる温泉。周辺のハイキングコースやお散歩コースを歩いて運動もプラスできれば一石二鳥です。
いつもと違った環境、雰囲気で気分転換にもなること間違いなし!

くれぐれも、ご飯を食べ過ぎたり、長湯しすぎてのぼせたりしないように、注意しながら楽しんでくださいね。

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