アイスのカロリーは、どれだけの運動で消費できる?!

暑い夏場のアイスキャンディーや、冬のこたつで食べるアイスクリーム。
1年を通してアイスファンの人も多いのではないでしょうか。
糖尿病の食事療法を行っている方の場合には、アイスは嗜好品なのでもちろん食べ過ぎは良くありません。
しかしそうは言っても、冷たいアイスが恋しくなることもあると思います。

そんなときのためにも、自分の1日の指示エネルギー(摂取カロリー)とアイスのカロリーや栄養成分を把握しておきましょう。
食べる場合には、適切な量を守ることが大切です。

運動療法の目的は、あくまで血糖コントロールと合併症を防ぐこと

また一般的に、どのくらいの運動でどのくらいのカロリーが消費できるのかを知っておくことも大切です。
しかし、糖尿病における運動療法の本来の目的は、摂り過ぎたカロリーをなかったことにすることではありません。
あくまで血糖コントロールと合併症を防ぐためのものなので、嗜好品によって1日の指示エネルギーを越えることがないように十分に注意しましょう。

アイスの種類とカロリー

アイスには乳固形分と乳脂肪分によって、種類が分けられます。
アイスの袋やカップには「種類別」として下記の4つの種類が必ず表記されています。
もちろん食べる量にもよりますが、同じ重量で比べると、脂肪分が多い順にカロリーが高いので1のアイスクリームが最もカロリーが高く、4の氷菓が最もカロリーが低くなります。
(一般社団法人日本アイスクリーム協会)

◆アイスの種類
1.アイスクリーム 乳固形分15.0%以上、うち乳脂肪分8.0%以上
2.アイスミルク  乳固形分10.0%以上、うち乳脂肪分3.0%以上
3.ラクトアイス  乳固形分3.0%以上
4.氷菓      上記以外のアイス
  ※氷菓は、果汁などを凍らせたアイスキャンディー、シャーベットなど

定番、人気アイスのカロリーは?

コンビニなどで買える定番アイスのカロリーを見てみます。
食べる前に、1個あたりの内容量やカロリーをよくチェックするよう心がけましょう。
また最近では「カロリーコントロールアイス」など、カロリー制限をしている人のための商品も発売しているので、そういったものを上手く利用するのも良いですね。

アイス表1

運動ではどのくらいのカロリーが消費できる?

次に、厚生労働省が発表している運動強度の単位「メッツ」を用いて、運動による消費カロリーを比較してみましょう。

◎メッツを用いた消費カロリーの計算方法
消費カロリー(kcal) = メッツ × 時間(h)× 体重(kg)× 1.05

◆体重60kgの人が、30分運動した場合の消費カロリー目安

アイス表2

運動による消費カロリーは大きくない。摂取カロリーを守って食べることが大切

上の表の30分間の運動による消費カロリーと各アイスのカロリーを見比べても分かる通り、運動による消費カロリーは決して大きなものではありません。
カロリーの高いアイスクリームや食べ過ぎには要注意です。

半分だけ食べる、果汁の多い氷菓にする、カロリーコントロールされたものを選ぶ、などを心がけましょう。

糖尿病の食事療法・運動療法で大切なことは、1日の摂取カロリーをきちんと守り、その上で継続した運動を続けていくことです。
嗜好品も楽しみつつ、適切な食事療法・運動療法を続けていきましょう。

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