【医師監修】カロリー計算がグッと楽になる、食品交換表と単位計算法

「単位計算」とは?

糖尿病の食事療法では「単位」という方法を用いて、カロリーを計算します。
1単位とは、さまざまな食品の80kcal分の量のことをいいます。

食品それぞれのカロリーを数字で覚えることはとても難しいため、1日の摂取カロリーを80kcalで割って算出した単位数をもとに、摂取する食品の量を計算すると分かりやすく、糖尿病患者さんの食事療法によく用いられる考え方です。

▽1単位(80kcal)あたりの目安量
白飯:小さい茶碗に1/2程度(50g)
6枚切り食パン:1/2枚(30g)
卵:1個(50g)
白身魚(タイ):切身1切(60g)
豆腐(木綿):1/3丁(100g)
牛乳:コップ1杯(120ml)

これらの食材のように、普段よく食べる食材の1単位当たりの量を覚えておくと便利です。

また、単位や食品の目安量について、分かりやすく解説されているサイトがあるので紹介します。

大日本住友製薬 糖尿病の治療(食事療法)
http://kanja.ds-pharma.jp/health/diabetes/treatment/treatment004/treatment004_001_2.html

食品交換表による、食品の分類とは?

「食品交換表」とは、糖尿病の食事療法のための献立作りをより分かりやすく簡単にするために作られたもので、糖尿病患者さんの毎日の食事を考える際にとても役に立ちます。

さまざまな食品を6つに分類し(表1-表6、調味料は別)、それぞれの食品を80kcal=1単位とし、その量が記されています。

・Ⅰ群:炭水化物を主として供給する食品

表1:穀類、いも類、豆類(大豆およびその製品を除く)、炭水化物の多い野菜および種実類
表2:くだもの類

・Ⅱ群:たんぱく質を主として供給する食品

表3:魚介、肉類およびその加工品、卵、チーズ、大豆およびその製品
表4:牛乳および乳製品(チーズを除く)

・Ⅲ群:脂質を主として供給する食品

表5:油脂および脂質の多い種実、多脂性食品

・Ⅳ群:ビタミンおよびミネラルを主として供給する食品

表6:野菜類(炭水化物の多い一部の野菜を除く)、海草類、きのこ類、こんにゃく

・調味料類:食塩や砂糖、醤油、味噌など

食事療法は、1日の摂取カロリーを守るだけでなく、“栄養素のバランス”がとても大事です。
表1-表6のそれぞれから摂る単位数を決めることで、何をどのくらい食べればよいのかが簡単に分かるようになり、献立が立てやすく、気負いがちな食事療法もグッと楽になります。

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