【医師監修】食事療法で重要視される「カーボカウント」とは?

カーボカウントは大事な食事療法

摂取エネルギーの50~60%が、1日に摂取する炭水化物の目安とされています。例えば1日の摂取エネルギー量の目安が1600kcalとして、炭水化物から摂取するエネルギーを全体の50%とすると、1日に摂る炭水化物のエネルギー量は800kcalです。

カーボカウントでは、さらに炭水化物の重さに応じて「カーボ」と呼ばれる単位を用います。1カーボあたりの重さは10gまたは15gと医療施設によって異なりますが、ここでは10gとします。

炭水化物は1gで4kcalです。そのため、200gの炭水化物で、800kcalを摂取することになります。

これを「10gで1カーボ」に当てはめると、1日に摂るの炭水化物の量は20カーボです。これを1日3回の食事の中で割り振る形で、炭水化物の多い食品のカーボ数に応じてメニューを考えます。

カーボカウントを行い、炭水化物の量を保つようにコントロールすると、効率よく血糖値が管理できるようになります。さまざまなタイプの糖尿病に利用できますが、特に強化インスリン療法が必要な1型糖尿病患者さんは、インスリンの投与量の調整によって、血糖値が安定しやすくなるというメリットがあります。

糖尿病の食事療法では、いろいろな要素に注意することが大切です。その1つとして炭水化物の摂り過ぎのリスクやカーボカウントのメリットに注目すると、食習慣をより適切に管理できます。

ですが、カーボカウントは第一に、医師や管理栄養士の指導のもとに実践することが大切です。今後の食事療法に取り入れたいと考えている方は、専門家への相談から始めましょう。

参照・参考
糖尿病診察ガイドライン2016
炭水化物 / 糖質 | e-ヘルスネット 情報提供
糖尿病の食事のはなし(基本編) | 糖尿病情報センター
糖尿病の食事のはなし(実践編) | 糖尿病情報センター
「カーボカウント」による血糖管理とは|協会けんぽ 健康サポート
カーボカウント

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