【医師監修】インスリン調整の基準「スライディングスケール法」「アルゴリズム法」とは?

長期的な視野で調整する「アルゴリズム法」

「アルゴリズム法」とは、血糖値を測定した上で、その血糖値を直接コントロールするのではなく、前回投与されたインスリンや患者さんの生活サイクルを考えあわせてインスリンを調節する方法です。

例えば測定された血糖が高い場合、投与したインスリンの効果がうすれてきたことによる上昇であるのか、突発的な要因による上昇であるのかを判断する必要があります。このとき、現在の血糖値に影響を及ぼしているインスリン(例えばインスリンの効果が強いために血糖値が低下している、インスリンの効果がうすれて血糖値が上昇している、といった影響)のことを「責任インスリン」とよびます。

アルゴリズム法はその場その場の血糖値に直接対応するのではなく、長期的な視点をもって対応するため、スライディングスケール法の場合のような血糖値の急な変動はおさえられます。緊急対応のため一時的にスライディングスケール法が用いられた場合にも、容体が安定したり食事がとれるようになれば、速やかにアルゴリズム法に戻すことが推奨されています。

参照・参考
【2】生理的インスリン分泌とインスリン投与調節方法
日本内科学会雑誌第98巻第4号
今日わかるインスリン療法 コツとピットフォール
インスリン治療の安全性向上のための取り組み

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