糖尿病食でたんぱく質を摂るには、大豆がおすすめ!

糖尿病の食事療法においては、決められた指示エネルギー(摂取カロリー)の範囲内で栄養バランスよく食べることが重要です。
基本的には、「糖尿病食事療法のための食品交換表」を参考にしながら品数多く、さまざまな食品を摂取することが望ましいですが、食品によっては少量でも高カロリーで血糖値を上げやすい性質を持つ食品もあるので注意が必要です。

「畑の肉」!たんぱく質の摂取におすすめの大豆製品

たんぱく質を多く含む食品は、主に肉や魚、たまご、大豆などがあります。もちろん肉や魚も重要なたんぱく質源ですが、カロリーや脂質が高めのものも多いので、食べる量がどうしても少なく感じてしまいがちです。
しかし食事療法中でも、主菜であるたんぱく質はある程度ボリューム感のあるものを食べたいですよね。

そこでおすすめなのが、大豆製品。大豆は「畑の肉」とも呼ばれるほど、良質なたんぱく質をたっぷり含んでいます。しかも、豆腐、納豆、湯葉、おからなどの大豆製品は、どれも肉や魚に比べると低カロリーなので同じ量でもたくさん食べることができます。また、たんぱく質だけでなく、食物繊維、カルシウム、カリウム、ビタミンB1、葉酸、鉄などさまざまな栄養素を含んでいるので、まさに優秀食材と言えます。

さらに、大豆製品は私たちの生活に身近で、比較的安価で手に入るのもうれしいですね。
しかし、いくら低カロリーとはいえ食べ過ぎには注意。「食品交換表」などで食べる量はしっかり確認するようにしましょう。

大豆製品は食物繊維が豊富で、血糖値を上げづらい

糖尿病の食事療法では、血糖値の上昇を防いだり、便通を改善する働きのある食物繊維を積極的に摂ることが推奨されています。
目標は1日に20~25gですが、普段の食生活では慢性的に不足しがちな栄養素であると言われています。
大豆製品には、食物繊維が豊富に含まれているものも多いため、血糖コントロールが肝である食事療法中の糖尿病患者さんには特にうれしい、優れた食品であると言えます。

◆各大豆製品、可食部100gに含まれる食物繊維量

 大豆(乾燥) 17.1g
 大豆(水煮) 9.52g
 納豆 6.7g
 おから  17.1g
 湯葉 0.8g
 もめん豆腐 0.4g
 絹ごし豆腐 0.4g
(参考:日本食品標準成分表2010)

「大豆イソフラボン」が中性脂肪を低下させ、血管内皮機能を改善する

大豆製品に含まれるポリフェノールの一種である「大豆イソフラボン」は、色々な健康効果に対する研究が行われています。
第76回日本循環器学会学術集会では、大豆イソフラボンが中性脂肪を低下させ、血管内皮機能を改善するという報告がされました。 また、糖尿病治療において重要な、インスリン抵抗性の改善作用(インスリンの効きを良くする)や動脈硬化抑制作用についても研究が進んでいる注目の成分なのです。

日々の食卓に大豆製品をたくさん取り入れよう

大豆そのものであれば、便利な水煮缶を利用して煮物やカレーなどの具ににしたり、ごはんに混ぜて豆ごはんにしたりなど、大豆はさまざまな料理で活躍します。
また、納豆や豆腐などは加工せずに食べられるので、料理が苦手な方や時間がない場合にも取り入れることができるのでおすすめです。

大豆パワーを見直して、ぜひ食卓にたくさん取り入れてみてくださいね。

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