【医師監修】インスリンはどんなふうに分泌される?「基礎分泌」と「追加分泌」について知ろう

インスリン分泌の2つのパターン

インスリンの分泌には、大きく分けて2種類のものがあります。

・基礎分泌
血液中には常に一定量のインスリンが分泌されています。この分泌を「基礎分泌」とよびます。

・追加分泌
基礎分泌に加えて、食事をとった直後には一時的に大量のインスリンが分泌されます。これを「追加分泌」とよびます。
追加分泌にはさらに「初期追加分泌」と「後期追加分泌」の2種類があります。食後30分以内に起こるインスリン分泌を初期追加分泌、30分以降に起こる分泌を後期追加分泌とよびます。

・糖尿病になると、どのインスリン分泌が低下する?
血糖コントロールがうまくいかない糖尿病では、どのインスリン分泌に問題が生じているのでしょうか?
これは糖尿病の病態によって異なります。

1型糖尿病の患者さんは、基礎分泌・追加分泌の両方がうまくいかない状態にあります。

一方2型糖尿病の患者さんの場合は、まず追加分泌、それから基礎分泌の順番で問題が生じてきます。第一に、食後すぐの反応である初期追加分泌が阻害されます。すると健康時に比べて食後の血糖値が下がらなくなるため、これを補おうと後期追加分泌が増大しますが、やがて後期追加分泌も衰えていきます。さらにこの状態が長く続くと、基礎分泌にも影響がおよぶのです。

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