【医師監修】インスリンはどんなふうに分泌される?「基礎分泌」と「追加分泌」について知ろう

インスリン分泌能をはかるには?

インスリンをきちんと分泌する能力のことを「インスリン分泌能」といいます。このインスリン分泌能が低下していないかどうかを知ることは、糖尿病の治療にあたって重要です。インスリン分泌能は、インスリンそのものの分泌量、あるいはインスリンが分泌された際に生じる副産物の量をはかることで測定することができます。

・インスリン検査
採血して血中のインスリン濃度をはかる検査です。インスリン値は血中の血糖値と合わせて、様々な指標を算出するのに用いられます。
例えばブドウ糖75gを摂取する前と摂取後30分、60分、120分時点でのインスリン値と血糖値をはかる経口ブドウ糖試験からはさまざまなことがわかります。

例えばブドウ糖摂取前と摂取後30分時点でのインスリン値と血糖値をはかったうえで、インスリンの上昇幅を血糖値の上昇幅で割った指数を「インスリン分泌指数」といいます。
この指数から、初期分泌の働きぐあいを知ることができます。

※計算式
(ブドウ糖摂取30分後のインスリン値―摂取前のインスリン値)÷(ブドウ糖摂取30分後の血糖値―摂取前の血糖値)
=インスリン分泌指数

また、ブドウ糖を摂取してから120分後の血糖値が高い場合には、血糖値を下げるインスリンの働きが不足しているということですから、インスリン分泌能が低下しているしるしであるといえます。

・c-ペプチド検査
c-ペプチドはインスリンが分泌されるとき、副産物としてつくられるタンパク質です。インスリンの分泌量に比例してc-ペプチドの生成量も増減するので、c-ペプチドの量をはかることでインスリンの分泌量をおしはかることができるのです。

c-ペプチドは血中に放出された後、尿に排出されるので、採血による検査のほか、尿検査によっても測定できます。

参照・参考
糖尿病と言われたの方へ
糖尿病と関連する検査 | 糖尿病情報センター
糖尿病治療中の検査 | 糖尿病がよくわかるDM TOWN
インスリンはどのような役割? | 糖尿病がよくわかるDM TOWN
インスリン療法を知る | 糖尿病がよくわかるDM TOWN
インスリンの出にくさと、 働き具合 | 大阪 千里山病院
よくある質問 | 大阪 千里山病院
血液中インスリン濃度とC-ペプチド濃度
徹底解説インスリン.pdf
シー・アール・シー|インスリン分泌能はどのように調べますか?
糖尿病について|かがやきクリニック川口(西川口)

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