北海道大学が発表。辛いものがダイエットに効果

辛いものを食べると、汗が自然とふきでて体も熱くなるのでダイエット効果を期待して韓国料理に中華料理などスパイシーたっぷりの料理に挑戦する方もいらっしゃるのではないでしょうか?
暑い夏にも寒い冬にも季節を問わず辛いもの料理は人気です。
糖尿病患者さんで肥満の方はダイエット効果は気になるところ。

北海道大学の研究(2013 年 7 月 15 日付Journal of Clinical Investigationに掲載)によって辛み成分によるダイエット効果が証明されました。
辛いものが褐色脂肪という体にとっていい脂肪を増量し、体脂肪を減少させることに成功したのです。
ますます辛いもののダイエット効果が期待されます。
今回はその内容についてご紹介いたします。

褐色脂肪とは

体脂肪は、皮下脂肪、内臓脂肪が一般的に知られています。
その周囲に存在する白色脂肪が、肥満やその他の生活習慣病を引き起こす悪い存在としてピックアップされることがほとんどです。
しかし、脂肪の中には、体にとって悪い存在のものだけでなく、善い脂肪が存在することが、北海道大学の研究で分かりました。
それが褐色脂肪と呼ばれるものです。
この褐色脂肪は、寒冷刺激などに応答して脂肪酸を燃焼し、熱に変換する特殊な脂肪組織で、体温維持や肥満度の調節に重要な役割があり、肥満を防ぐ効果があるのです。

辛味成分への期待

これまでの褐色脂肪の役割は、動物のみの実験で分かったことでした。
しかし今回は人間での研究の成果で信頼性が高いのです。

寒冷状態(17℃の部屋で2時間安静)や辛味成分(カプシノイドと呼ばれる唐辛子などに含まれる成分)によって継続的に刺激すると、褐色脂肪を増量と体脂肪の減少が確認できました。
この研究結果をもとに現実的な活用となると17℃の部屋で2時間安静という寒冷刺激を継続することは困難です。

しかし辛味成分による刺激によって褐色脂肪を増量させることは、実現できる可能性があります。
現在、肥満とメタボリックシンドロームの予防・治療法は、どの国でも頭をかかえている問題です。
その糸口になる有効な手段として期待されています。

辛いものを毎日食べる工夫

唐辛子を毎日食べてダイエット効果をあげたいけれど、辛いものが苦手な方は苦痛になることもしばしば…。色々な方法をとりいれて無理なく継続的に摂取していきましょう。

キムチ

キムチには唐辛子がたくさん入っています。
単品で食べるのもいいですが、キムチ冷奴、キムチ炒飯、野菜の炒め合わせなどにも利用ができます。

七味唐辛子

うどんやそば、牛丼を食べるときなどに、ふりかけることが多いですが、毎日飲む味噌汁にふりかけてもいただけます。

ラー油

餃子のたれとして利用するのが一般的ですが、もやしやきゅうりなど野菜のあえ物として利用してもピリ辛で美味しくいただけます。また炒め物の油の代わりに利用できます。

青トウガラシ

トウガラシ類は夏から秋に収穫されます。
激辛を覚悟のうえ青トウガラシをそのまま焼いて食べてもいいでしょう。
また、青トウガラシを刻んで、豚肉、味噌などの調味料と合わせ炒めご飯と一緒に頂くのもいいでしょう

辛いもの成分のサプリメント

辛いものが苦手な人は利用されるといいでしょう。
また食事でとれないときに利用することで継続的摂取ができます。

辛いものには食欲を増進させる働きもあるので、食欲が増していつも以上に量が多くならないように注意が必要です。
過食に気をつけながらも辛いものを毎日継続的に摂取するとダイエット効果が期待できます。

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