【医師監修】糖尿病と診断されたら~今すぐ知るべき糖尿病の症状(初期~末期まで)

2.糖尿病の症状とは?

糖尿病は、自覚症状のないまま水面下で進行する病気です。症状が出てからでは完治は非常に難しいと言われていますが、本当にその通りなのです。

そのため、生活習慣のチェックを欠かさないことで糖尿病にならないように自己管理することが望ましいのです。
しかし、糖尿病をできるだけ早く発見し、少しでも進行を遅くするためにも、症状を見逃さないことは言うまでもありません。

それでは、症状にはどのようなものがあるのでしょうか?下記をご参照にチェックしてみて下さい。

【糖尿病の症状について】

  • このごろ太ってきた
  • 食べても食べてもやせる
  • 手足がしびれ、ピリピリする
  • とても喉がかわく
  • 視力が落ちた気がする
  • 食欲がありすぎていくらでも食べられる
  • 立ちくらみがある
  • 排尿の回数が増えて、量も多い
  • 甘いものが急にほしくなる
  • 尿のにおいが気になる
  • ちょっとしたやけどや傷の痛みを感じない
  • 全身がだるい
  • 疲れやすい
  • 足がむくむ、重くなる

これらは糖尿病の症状と言われている症状です。

生活習慣チェックで少しでも該当があれば、これらの症状が無いかどうかのチェックも併せて行うことです。自分自身で症状のチェックを行うだけでなく、病院での診察や健康診断も行えば、糖尿病の進行度合いや、合併症についての状況も詳しく知ることができます。

3.糖尿病の合併症について

先に述べましたように、糖尿病の一番恐ろしい点は合併症です。糖尿病を放置し、進行すると合併症を引き起こします。ここで合併症についていくつか説明してまいります。

合併症には、網膜症、腎症、神経障害(手足のしびれ・壊疽など)、脳梗塞、脳卒中、心筋梗塞、感染症、動脈硬化症などなど様々ありますが、その中でも特に重要視されている、糖尿病由来の合併症が『3大合併症』です。

生活改善や血糖のコントロールを行わずにいると、糖尿病発症より5-15年でこれらの合併症が出てくると言われております。

 

    1. 糖尿病神経障害
      合併症の中で一番早く現れると言われている病気で、もっとも頻度が高いと言われている合併症です。手足のしびれ・痛みの感覚の鈍化などに始まり、筋肉の萎縮、筋力の低下や胃腸の不調、立ちくらみ、発汗異常、インポテンツなど、さまざまな自律神経障害の症状が現れます。

 

    1. 糖尿病網膜症
      眼底の網膜と呼ばれる部分の血管の異常により、視力障害を起こす病気です。悪化すると失明する可能性もあります。

 

  1. 糖尿病腎症
    腎臓の糸球体と呼ばれる部分の毛細血管が障害され腎臓が機能しなくなる病気です。これにより尿が作られなくなり、人工透析を余儀なくされることもあります。人工透析患者の原因の1位がこの糖尿病腎症であり、日常生活に多大な影響を及ぼすものとなっています。

4.最後に

糖尿病は、一度かかってしまうと完治はしません。
合併症のどれもが生活の上で支障を与えるものばかりか、命に関わることもあるため、危険視されています。

糖尿病になってしまってからでは遅い といわれるのはこのためで、だからこそ、日々の生活習慣の見直しを習慣とすること、症状と疑われる点が1つでもあれば、ただちに検査を行うことが強く望まれているのです。

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