治療と予防コラム

あなたは大丈夫? 健康を脅かす脂肪肝のリスクと予防法


脂肪肝とは? 糖尿病への影響も

脂肪肝は、食べ過ぎやアルコールの飲み過ぎといった食生活の乱れや運動不足が原因で起こる症状で、過剰に摂取した脂質や糖質が中性脂肪に変化し、肝臓の30%以上を脂肪が占めている状態を指します。

人間ドックを受診した男性の40.2%、女性の22.8%が脂肪肝だとされており、見た目がやせている人でも軽度の脂肪肝が見られる場合があります。肝臓は痛みなどの自覚症状が表れにくく、異常に気づいたときには症状が進行している恐れがあります。脂肪肝が進行することで、肝機能に異常をきたしたり、肝硬変や動脈硬化につながる可能性があります。

肝臓に脂肪が蓄積している状態である脂肪肝は、インスリン抵抗性を悪化させる原因にもなります。インスリンは血中の糖を全身の各臓器に取り込ませる作用があり、血中の糖が増えると肝臓等を送り込みます。しかし、肝臓に脂肪が蓄積していると正常に糖を取り込むことができず、血糖コントロールが悪化してしまいます。また、血中の余った糖は脂肪として肝臓に蓄えられ、さらなる悪循環におちいってしまう恐れがあるのです。

こういった理由から、糖尿病との関わりが深い脂肪肝は早期に発見し対策を講じることが重要です。

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