季節でHbA1cが変わる?冬場の血糖コントロール

HbA1cの季節変動を抑える方法

このように季節によって、変動の傾向があるHbA1cですが、血糖値同様、やはり良好な状態をキープするのが良いことは言うまでもありません。

気温や行事になるべく左右されないようにするためのアイデアを紹介しましょう。

(1)会食での食事の摂り方

食べる順番や量に注意をしましょう。急激な血糖値の上昇を抑えるために、サラダ、おひたし、胡麻和え、野菜の炊き合わせなど、野菜料理を先に食べるようにしましょう。

懐石料理では、前菜から始まり刺身や焼き物、蒸し物などの最後に揚げ物やご飯が提供されます。これは、非常によく考えられた日本の伝統食だと言われています。

(2)だらだらと食べない

年末年始で休みが続くと、1日中食べ物を口に入れる機会が増えてしまいます。テレビを見ながら食べたり、来客に合わせて一緒におやつを食べたりすることがあるでしょう。
いつ、どれだけ食べたかを意識するようにしましょう。

(3)アルコールの量

飲酒の機会が増えますね。原則としてアルコールは控えるべきですが、どうしても飲むのであれば、1回に飲む量を決めて、自分自身で飲んだ量を意識するようにしましょう。

(4)体重測定

毎日決まった時間に体重を測るようにしましょう。
少しでも体重増加に気がついた時は、早めの食事コントロールや運動で元の体重に戻すようにしましょう。

(5)1日に1回は外に出る

寒い季節は家に閉じこもりになりがちです。1日に1回は買い物や散歩など、外に出るようにしましょう。歩いて移動するときに大股や早足で歩くのも活動量の増加につながります。

(6)室内でもこまめに動く

ずっと同じ姿勢でテレビを見たり本を読んだりせず、日常の活動量を増やすようにしましょう。まとまった運動ができなくても、日常生活できびきびと掃除洗濯をするだけでも効果があります。

英国の研究では、2型糖尿病リスクの高い女性で7時間半の間、30分ごとに5分間立っているだけで、血糖値の低下やインスリン分泌減少に対して有効性があったという報告もあります。できることから始めると良いでしょう。

HbA1cの季節変動があることを意識した血糖コントロール

血糖コントロールは日々の生活習慣が反映されます。
食事療法や運動療法を続けることは大変ですが、季節変動があることを意識して、その時期ならではのちょっとした工夫で乗り越えるようにしましょう。

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