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【医師監修】インスリンで「むくみ」が生じる?副作用「インスリン浮腫」とは

「インスリン浮腫」の症状と原因は?

インスリン療法を開始した後、足など体の一部、あるいは全身にむくみが生じることがあります。このむくみは「インスリン浮腫」と呼ばれる症状で、インスリンの副作用のひとつです。インスリンには他に、注射のあとが赤く腫れ、かゆみを生じるインスリンアレルギーや、強化インスリン療法による低血糖などの副作用があります。

インスリン浮腫は特に著しい高血糖状態が続いた後、急速に血糖値を下げた患者さんにあらわれることが多いと言われています。若い女性に多いとも言われていますが、高齢の患者さんにも発症します。

インスリン浮腫の原因は、インスリンの投与によって血管壁の透過性が高くなり、タンパクが血管外へ流出することで浸透圧が低下すること、高グルカゴン血症が改善することで利尿作用が減弱すること、といった仮説が立てられていますが、明らかにはされていません。糖尿病の合併症である神経障害による自律神経障害がインスリン浮腫を促す可能性も指摘されています。

以前にインスリン療法を受けても何ともなかったのに、一度治療を中断した後、投与を再開したらむくみが生じた、という例もあります。また、急激に血糖値が低下してもインスリン浮腫が生じない場合もあります。このためインスリン浮腫の発生は、複合的な要因を持つものと考えられています。

インスリン浮腫の治療

インスリン浮腫の予後は一般によく、むくみへの対症療法を含めた治療を続けることで消失していきます。もっとも、治療後有痛性神経障害症状や、心不全などの重篤な症状を起こすこともあるため、むくみがおさまった後も病状の経過には注意が必要です。

またインスリン浮腫を防ぐため、高血糖状態が長く続いている場合には急激な血糖値の変化を起こさないよう、血糖コントロールを慎重に行うことが望ましいといえます。

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