【医師監修】夜型・朝抜きはNG!朝食の習慣をつけよう

時間も問題?朝食習慣と肥満の関係

早寝早起きする「朝型」の朝食と、遅寝遅起きする「夜型」の朝食に違いはあるのでしょうか?
2018年4月、2型糖尿病の患者さんを対象に、朝食を食べる時間とBMI数値の関連を示した研究が発表されました。

イリノイ大学医学部の研究者らはタイの非シフト労働者210人(2型糖尿病の患者さんでもあります)を対象に、インタビューとアンケート調査を通して食事時間や1日の摂取カロリー、活動時間や就寝時間といったライフスタイルの情報を収集し、BMI値との関連を調べました。

この調査では午前7時から8時30分の間に朝食をとる習慣のある人は「朝型」、午前7時30分から9時までの間に朝食をとる習慣のある人が「夜型」に分類されています。

調査の結果、「夜型」の朝食をとる習慣のある人は「朝型」の朝食をとる習慣のある人に比べて、BMIの数値が高いことが示されました。

眠るのが遅いと起きるのも遅くなり、朝食をとる時間までがどんどん後ろ倒しになります。
夜更かしの習慣はBMIの数値を高め、肥満につながる可能性が示されたといえます。

この実験では朝食の習慣に比べ、昼食・夕食の時間帯はBMI値に影響をおよぼさなかったようです。
しかしその他の研究を通し、その他の食事や間食をとる時間帯と肥満の関係も、次第に示されてきています。

例えば最近では、脂肪の蓄積に関わる遺伝子「BMAL1」に注目が集まっています。
BMAL1は脂肪を蓄積するための酵素を増加させます。
つまり、BMAL1がたくさんある状態は脂肪をためこみやすい状態だといえるのです。

このBMAL1は、時間帯によって大きく増減します。
まず、午前中から午後にかけてBMAL1はゆるやかに減少し、午後15時頃にもっとも少なくなります。
ですからその前後、14~16時頃までの間は体に脂肪がたまりにくく、食べても比較的太りにくい状態です。
ちょうどおやつの時間でもありますね。

その後BMAL1は15時頃を境に増加に転じ、特に午後21時~午前2時頃にかけて急増します。
この時間帯の体は逆に脂肪をためこみやすく、太りやすい状態にあるため、食事をとることはおすすめできません。
夕食は午後21時まで、遅くとも22時までにとるようにしましょう。

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