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吉祥の象徴とされる旬のゆりねを色々な料理で楽しもう!

ゆりね

お正月のおせち料理にも使われるゆりねのお話です。ゆりねの歴史や食用とする国、主な産地、種類、旬の時期と出荷量が増える時期などの豆知識をご紹介します。また、ゆりねに多く含まれる栄養素やその働き、エネルギーや食べるときに参考となる量などについてもご説明します。

おせち料理にも使われるゆりねについて知ろう!

お正月が近づいてくるとゆりねを見かける機会も増えるのではないでしょうか。ゆりねの旬は晩秋から冬ですが、おせち料理の需要が多い12月頃に出荷量が一番多くなります。もちろんおせち料理以外でも色々な食べ方が楽しめます。今回はそんな旬のゆりねの豆知識や栄養についてご紹介します!

ゆりねの豆知識や栄養価って?

ゆりねは「ゆり根」と書くようにゆりの球根(りん茎)で、食用としているのは日本と中国ぐらいと言われています。
ユリは古くから日本にも自生していたそうですが、ゆりねが食べられていた記録があるのは江戸時代で、明治時代からは栽培面積が広がったそうです。現在、ゆりねの主な産地は北海道で全国の95%を生産しています。
その種類には鬼ユリや小オニユリがありますが、現在食用として栽培されているゆりねのほとんどは苦味の少ない小オニユリだそうです。

主な産地である北海道では晩秋に収穫しますが、収穫後一定期間寝かせ、糖度が増してから出荷することもあるそうです。旬は11月頃から2月頃になりますが、お正月のおせち料理の需要が多い12月に出荷量が一番多くなります。
ゆりねはりん茎が花びらのように重なり合っていることから、「歳を重ねる」あるいは「和合(仲が良いこと)」に通じるとされ吉祥の象徴とされています。
加熱するとほんのりとした甘みとホクホクした食感がおいしく、蒸し物、和え物、甘さを活かしたきんとんなど色々な料理でおいしくいただけます。

ゆりね(りん茎、生)の可食部100g当たりの主な栄養価は以下です。

エネルギー 125kcal
水分 66.5g
たんぱく質 3.8g
脂質 0.1g
炭水化物 28.3g
カリウム 740mg
カルシウム 10mg
鉄 1.0mg
亜鉛 0.7mg
ビタミンB1 0.08mg
ビタミンB2 0.07mg
ナイアシン 0.7mg
ビタミンB6 0.12mg
葉酸 77㎍
ビタミンC 9mg
水溶性食物繊維 3.3 g
不溶性食物繊維 2.1g
食物繊維総量 5.4g     など
(参照:食品成分データベース/文部科学省)

ゆりねに含まれる栄養素や働きをご紹介

ゆりねは炭水化物を多く含む淡色野菜です。そのため、糖尿病食事療法のための食品交換表では少量ならば表6の野菜として扱いますが、食べる量が多いときは表1(でんぷんを多く含む食品)の食品として扱います。
60gで約80kcalとなるので、食べる量を意識していただきましょう。
炭水化物のほか、ゆりねは高血圧予防に役立つカリウムが豊富です。食物繊維も多く、そのうち水溶性食物繊維が豊富です。水溶性食物繊維には粘性や吸着性などがあり、お腹をすきにくくしたり、糖質の吸収をゆるやかにして食後血糖値の急上昇を抑えたり、コレステロールを吸着して体外に排泄したりします。おせち料理はもちろん、お正月以外のときでも色々な食べ方で旬のゆりねを楽しんでみてはいかがでしょう。

小泉明代小泉明代(こいずみあきよ)

女子栄養大学卒業後、管理栄養士免許取得。
医療機関での栄養指導、保健指導などや、小学校での給食管理、食育などを行った後、フリーランスとして活動を開始。
現在は企業のアドバイザーやレシピ作成、食に関するライティングなどを行っている。

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