糖尿病とストレスの関係。~ストレスは血糖値を上げる~

糖尿病とストレス。あまり関連性がなさそうに思いますが、実はストレスを溜めるのは糖尿病に悪影響ということをご存じでしょうか?

ここでは、糖尿病とストレスの関係について考えていきたいと思います。

ストレスが糖尿病を悪化させる

ストレスと言うと、人間関係から起こる心的なダメージと思いがちですが、騒音や紫外線などの生活環境、多忙なライフサイクル、睡眠不足や運動不足、お酒やタバコや食品添加物の摂り過ぎ、PCやスマートフォンの使い過ぎなど、私たちはあらゆることから心身ともにストレスを受けています。

ストレスは、血糖値を上げるホルモンを分泌し、加えて血糖値を下げるインスリンの効きを悪くする(インスリン抵抗性が強くなる)ため、糖尿病が悪化してしまいます。
また、ストレスを感じると暴飲暴食に走ってしまう人も多く、血糖のコントロールがさらにうまくいかなくなり、そのことをストレスに感じてしまい悪循環に陥ってしまうケースもあります。

QOLの低下でうつ病を発症することも。糖尿病がストレスの原因に

糖尿病は、一度かかってしまうと一生付き合っていかなければならない病気。
また食事制限をはじめ、それまでのさまざまな生活スタイルに制約が生じます。
「QOL(クオリティ・オブ・ライフ」と呼ばれる、個々の人生における生活の質が糖尿病治療によって低下してしまうことが原因で、多大なストレスを抱え、高血糖状態が長く続いてうつ病を発症してしまうこともあるのです。

ストレスを溜めこまない、解消する方法

自分の話を誰かに聞いてもらう

「人に話す」ということはストレスを溜めこまないために重要なことです。

趣味やスポーツで気分転換を

自分の好きなことを見つけ、それに没頭することや体を動かすことはストレス解消になります。
特に趣味がない場合には、手軽に散歩やカラオケなどでも良いでしょう。

朝日を浴びる。生活リズムを一定に

不規則な生活もストレスを溜める原因の一つ。
またしっかりと朝日を浴びることで体内時計が整い、別称幸せ物質とも言われる神経伝達物質の「セロトニン」 を増やすことができます。

ストレスとうまく付き合い、溜め込まない工夫を

現代人は仕事が忙しいなどにより慢性的にストレスを感じ、糖尿病にも悪影響を及ぼしがちです。

大切なことは、ストレスを我慢しすぎて溜め込まないこと。
特に糖尿病患者さんはさまざまな制限や糖尿病の症状によってもストレスを受けやすい状態にあるので、うまく気分をリフレッシュする方法をいくつか持っておきましょう。
ストレスと血糖値の関係をよく理解し、なるべくストレスフリーな毎日を送りたいものですね。

参考:
糖尿病症状セルフチェック ストレスによる糖尿病の悪化を予防するために知っておきたいこと

注目記事

もっと見る
糖尿病とうまくつきあう 会員登録
糖尿病とうまくつきあう 会員登録
健康道場「うまくつきあう80kcalショコラ」
健康道場「うまくつきあう80kcalショコラ」

糖尿病とうまくつきあう トークルーム

糖尿病とうまくつきあう トークルーム

【歯と口の健康週間】最近歯医者さんに、いつ行きましたか?

おいしい食事やバランスの良い食事を続けるためにも口と歯の健康が大切ですが、自分自身で異常に気づくのは難しいこともありますよね。
そこで、今回のテーマはこちら!
「最近歯医者さんに、いつ行きましたか?」

このトークルームを見る

糖尿病クイズ 〜あなたはどのくらい知っている?〜

糖尿病QUIZ!(基礎知識編)

血糖値を下げる働きをもつホルモンは「インスリン」、では血糖値を上げる働きをもつホルモンは何でしょう?
1. ドーパミン
2. グルカゴン
3. グレリン

正解はこちら

第6回 糖尿病川柳入賞作品発表

記事ランキング

カテゴリ一覧

月2回届く糖尿病関連ニュースレター 管理栄養士監修 糖尿病レシピ

糖尿病ニュース

もっと見る

最新記事

食事で予防

もっと見る

カロリー制限で治療と予防

もっと見る

運動で治療と予防

もっと見る

生活習慣で予防

もっと見る

治療と予防コラム

もっと見る

おでかけして予防

もっと見る
合併症 症状 糖尿病 足病変