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【医師監修】足の爪が盛り上がってきたら要注意!糖尿病によって起こる「爪肥厚」とは

糖尿病患者さんに起こりやすい爪のトラブル

糖尿病患者さんでは、爪肥厚のほかにも爪がロール上に丸まってしまう「巻き爪」や内側に巻き込んだ爪が皮膚に食い込む「陥入爪」など、足の爪にトラブルが起こりやすくなっています。

さらに神経障害を発症して足指の感覚がにぶくなっていると、爪が変形したり皮膚に食い込んできていても痛みを感じにくいことがあり、重症化させやすい状態です。

傷口ができている場合に気づかず放置すると、細菌感染を起こして潰瘍に発展してしまいかねません。異変が生じた時にはすぐに気づけるよう、痛みがなくても日々のチェックを欠かさないようにしてください。

爪のトラブルを予防するためのフットケア方法

爪肥厚のようなトラブルを予防するには、足の爪の整え方が大事なポイントとなってきます。特に糖尿病患者さんは、指の形にぴったりそろえて切るのではなく、まっすぐに切って角を爪やすりで削り落とす「スクエアオフ」という切り方が望ましいとされています。

爪の先が指先より極端に短いと、爪が伸びたときに皮膚に食い込んで巻き爪などの原因となるので、爪の長さには余裕をもたせ、深爪には十分注意してください。

爪肥厚の場合には一般的な爪切りばさみでは切りにくいことがあります。誤って足に傷をつけてしまわないよう、家庭で無理やり切ることは避けてください。

足の爪に余計な圧迫をかけてしまわないよう、ストレスフリーな靴選びをすることも重要です。つま先には1cmほどの余裕を確保し、足をしめつけない靴を選びましょう。生地がやわらかく縫い目が靴の内側に突き出していないもの、クッション性が高く靴底が安定しているものがおすすめです。

糖尿病患者さんは日ごろから足とじっくり向き合い、目で見て傷ができていないかどうかを確認する時間を持つことが必要ですが、靴がきゅうくつだと感じた日やいつもよりたくさん歩いて足が疲れた実感のある日には、特に念入りにチェックすることが大切です。

また、細菌の繁殖・感染を防ぐため、足は常に清潔を保っておきましょう。足が乾燥しすぎ・ジメジメしすぎていることは、どちらも細菌感染を引き起こすもととなります。

乾燥が気になるときには保湿クリームを塗ってケアし、お風呂上りなど足がぬれているときには指の間までしっかり水気をふきとってください。

糖尿病患者さんの足病変を専門に扱う「フットケア外来」では、爪のトラブルやたこ・魚の目などの足のトラブルを治療するとともに、爪肥厚など変形した爪のケア、さらに家庭でのフットケアについてのアドバイスをしてくれます。十分に活用して、足の健康維持に役立ててください。

糖尿病患者さんにとって、爪肥厚のような爪のトラブルはそれ自体が発症しやすい症状であるとともに、細菌感染を引き起こす創傷のリスクと直結しているものでもあります。

普段から爪のケアや靴選びなど予防に気をつけ、発症した場合には悪化する前に対処できるよう、フットケアの時間をじっくりとっておきましょう。

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