【医師監修】「寝すぎ」は危険?糖尿病患者さんが気をつけたい睡眠習慣とは
社会的時差ぼけを予防するために
平日の睡眠不足と休日の「寝すぎ」による社会的時差ぼけのサイクルを習慣化してしまわないためには、できるだけ決まった時刻に布団に入るよう生活習慣を整えることが必要です。
明日はお休みと思うとついつい遅くまでスマートフォンを眺めてしまったり、ぼんやりとテレビを見て夜更かししてしまっていないでしょうか。休日前であってもダラダラと夜型の生活を送らず、ゆっくり入浴して心身をリラックスさせたら、早めに床につきましょう。
また、快眠のための習慣は起きたときから始まっています。日中にしっかりと活動し、夜はぐっすりと眠るためにも、エネルギー源となる朝食をしっかりとっておくことが大切です。睡眠時無呼吸症候群などの症状があって睡眠の質が落ちている方は、併せて睡眠障害の治療を行ってください。
休日にたくさん眠ることで睡眠不足の帳尻を合わせた、と思ってしまいがちですが、「寝すぎ」にも糖尿病患者さんにとって見逃せないリスクが潜んでいます。睡眠不足だけでなく過度の睡眠にも気をつけ、できるだけ平日・休日の落差をつくらない生活習慣をこころがけたいですね。