【医師監修】毎日起こる場合は要注意!糖尿病患者さんに多い「こむら返り」

糖尿病患者さんはこむら返りになりやすい?

「こむら返り」とは足の筋肉の一部が収縮・痙攣し、痛みを伴う症状、いわゆる「足がつった」と呼ばれる症状をさします。糖尿病の患者さんはこむら返りを起こしやすいと言われていますが、一体、どれくらいの頻度で起こるのでしょうか。

糖尿病とこむら返りの関係について、糖尿病の患者さん200名、および糖尿病にり患していない成人206名を対象にアンケート調査を行った研究があります。この調査はこむら返りを経験する頻度として、①毎日1度以上起こる②週に1度以上起こる③1ヵ月に1度以上起こる、または不定期に起こる④全く起こらない、のいずれかを答えてもらうものでした。

2つの群の大きな違いは①と②の選択肢に表れました。糖尿病にり患していない群には、こむら返りが「毎日1度以上起こる」と回答した人はおらず、「週に1度以上起こる」と答えた人も1.9%にとどまったのに対し、糖尿病患者さんの群では4.5%が「毎日1度以上起こる」、7.0%が「週に1度以上起こる」と回答していました。

糖尿病にり患していない人にとって、こむら返りは「たまに起こるかな」という程度のものであるのに対し、糖尿病の患者さんの場合には、人によっては毎日のように起こる、かなり頻繁に生じる症状であるといえます。

糖尿病患者さんに起こる「こむら返り」の特徴とは?

なぜ糖尿病の患者さんにこむら返りが多く起こるのか、理由は明らかにされていません。しかし糖尿病患者さんとそうでない人とでは、こむら返りの起こり方に違いが見られます。発生の頻度もそのひとつです。

また、糖尿病にり患していない人の場合、筋肉が収縮しやすい就寝中にこむら返りが起こることが多いと言われています。しかし糖尿病の患者さんの場合には、必ずしも眠っている間に限らずこむら返りが発生します。日中の活動時にひんぱんにこむら返りが起こる場合には、糖尿病が関与しているかもしれません。

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