治療と予防コラム

砂糖の代わりになるものは?~糖尿病患者さんの甘味の選び方~


砂糖以外の甘味 ~天然甘味料と人口甘味料~


hachimitsu

砂糖以外にも、甘味にはさまざまなものがあります。
砂糖よりもカロリーが低く、ミネラル分が多いものを砂糖の代わりの甘味として料理などに使うのもおすすめです。


◎天然甘味料
 

・メープルシロップ
カエデの樹脂を濃縮した甘味料で、独特の風味があります。
カナダやアメリカが主要な生産地です。
砂糖やはちみつよりもカロリーが低く(100gあたり257kcal)、ミネラルが多く含まれています。
また、砂糖よりも血糖値を上げにくいとも言われています。
ただ、安価なものには砂糖やはちみつが混ざっている場合もあるので、原材料名をよく確かめて買うようにしましょう。


 

・はちみつ
ミツバチが花から採集した蜜を巣の中で貯蔵したもので、花の種類によってはちみつの風味も異なります。
白砂糖は100gあたり384kcalに対し、はちみつは294kcalでメープルシロップ同様に砂糖よりもカロリー控えめです。
ただし、はちみつも安価なものは砂糖が加えられていることがあり、そういったものは砂糖よりも高カロリーなこともあるので注意しましょう。


・てんさい糖
北海道の砂糖大根を原料とした甘味料です。
あっさりとした甘みが特徴で、白砂糖と同様に幅広い料理に合います。
お腹の調子を整えると言われるオリゴ糖が入っています。
カロリーは白砂糖と同じくらいで、100gあたり390kcalです。


◎人口甘味料
  • ステビア
  •  
  • サッカリン
  •  
  • アスパルテーム
  •  
  • アセルスルファムK など

  

これらの人口甘味料は、最近では清涼飲料水やガム、ゼリーなどさまざまな食品に使われています。
砂糖の100倍以上も甘味があり、カロリーが低いため、糖尿病患者さんの砂糖の代用としてよく利用されています。
  

しかし多用すると甘味に鈍感になってしまい、より甘味を欲するようになってしまうこともあるため、逆に血糖コントロールを乱してしまう可能性もあります。
料理などの利用にとどめ、人口甘味料入りの清涼飲料水などの摂り過ぎには十分注意しましょう。

参考:日本栄養士会(http://www.dietitian.or.jp/consultation/c_02.html)

どんな甘味も摂り過ぎはNG。甘味と上手に付き合おう

甘味は私たちの食生活に潤いや安らぎを与えてくれるものです。
ただし砂糖はカロリーが高く血糖値を上げやすい、糖尿病患者さんには注意すべき食品でもあります。
白砂糖以外にもたくさんの種類の甘味があるので、カロリーや栄養素を知って砂糖の代用として利用するのも良いでしょう。


しかし、人口甘味料を含め、どの甘味も摂り過ぎはNGです。
甘味は、上手に適量を取り入れていきましょう。

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