【医師監修】正しく血糖値を測るには?自己測定の前に気をつけておきたいこと

寒すぎると測定器が使えない?

室温は、自己測定器に大きな影響をおよぼす要因のひとつです。特に冬場、自己測定器がうまく動作しなかった経験のある方も多いのではないでしょうか?

2010年に発表された研究結果では、低温環境で測定器を使用した実験とアンケート調査の結果が示されました。アンケート調査は50代~70代を中心とする糖尿病の患者さん109名に対して行われ、その結果、16.5%にあたる18名の患者さんが、冬期の自己測定時に不具合を生じたことがあると答えました。1日のうちでは特に、気温の低い午前6時から8時までの時間帯に測定が困難になることが多かったようです。

また、4℃の低温下で測定器と試薬を1時間冷却してから血糖値の測定を行った実験では、常温下で測定した数値に比べて20mg/dl~40mg/dlほどの誤差が生じたり、測定不能となるケースが少なからず生じました。

自己測定器にエラーが出る場合には、暖房をつけて部屋や測定器をあたためてから測定しなおす必要があります。エラーが出た場合はまだしも、実際よりも高い/低い数値が表示されてしまう場合には、にわかに誤差だと判断できないこともあります。特に冬の早朝に測定する場合には、部屋が寒くなりすぎていないか気をつけてみてください。

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