健康増進を目指す、自治体の「健幸都市」の取り組みとは
健康増進を目指す全国規模の取り組み「日本健康都市連合」とは?
2017年2月「日本健幸都市連合」の発足式が都内で開かれました。
日本健幸都市連合は東京都荒川区と新潟県見附市、茨城県取手市が発起人となって発足したもので、全国の80の自治体が参加しています。参加する自治体の数は今後もさらに増える見通しで、将来的はおよそ130にもなると考えられています。
この「日本健幸都市連合」とは、「健幸都市の実現」という共通の目標のために活動を行っている自治体が集まったもので、厚生労働省、国土交通省、スポーツ庁と協力して取り組みを行うことにより、目標の達成に向けた活動の向上をはかっていくものです。
具体的な取り組みとしては、健康づくりに参加した人にポイントを付与する「健康ポイント制度」や、診療報酬明細などのレセプトデータの分析による糖尿病の重症化の予防といった活動が検討されています。また、7月には各自治体の施策を集めた「健幸取り組み100選」の公表が予定されており、各自治体が相互に取り組みを充実させるために協力しあうことで、目標の実現につなげる狙いとなっています。