治療と予防コラム

若者も体重コントロールが重要。肥満に向き合い、積極的な対策を


若いうちからの体重コントロールが大切

自分が肥満かどうかは、『BMI』という指標を使って確認することができます。

BMIをもとめる計算式葉以下のとおりです。

体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI

世界保健機関はBMIが25以上で過体重、30以上で肥満とさだめています。ただし日本肥満学会では、BMIが25以上の人から2型糖尿病と循環器疾患のリスク上昇や、内臓脂肪の増加といった影響が多くみられることから、BMIが25以上の人を肥満とさだめています。

BMIが肥満か過体重に該当する人は、食事と運動の習慣の改善に取り組みましょう。
そのポイントは以下の通りです。

1. 食事の際は満腹になるまで食べるのを控えて、腹八分目に留めることを心がけましょう
2. 毎日決まった時間に食事をし、それに合わせて行動することで食習慣を改善しましょう
3. 毎日食べたもののカロリーや体重を記録しておくと、自分が食べ過ぎかどうかを意識できるようになります。この時には1日3回の食事だけではなく、間食やアルコールのカロリーも計算に入れて、なるべく正確に記録するように努めましょう。
4.ウォーキングやランニングなど、肥満を改善する有酸素運動を取り入れましょう。有酸素運動を続けると、20分頃から体脂肪がエネルギー源に切り替わります。長い時間継続できる有酸素運動の習慣をつけることで、脂肪を効率よく減少できると考えられています。

『基本的に車で移動している人は移動手段を公共交通に変える』『エスカレーターを使うところを階段で移動する』などの工夫をするだけで、歩く機会を増やすことができます。なるべく時間をつくって、有酸素運動を積極的に行いましょう。

現在は世界の人口の約30%が過体重であることが調査によって明らかになっており、肥満や過体重への対策は、世界的にも重要な課題だと考えられています。

肥満や過体重を自覚することは、生活習慣病のリスクを回避する第一歩です。「自分は大丈夫」と思っている人も、念のためにBMIの計測を行いましょう。もしも過体重や肥満に該当した場合は、生活習慣の改善をはかることが大切です。


参照・参考
Elsevier│Am I Fat? Many of Today’s Adolescents Don’t Think So
EurekAlert! Science News│New study finds more than 2 billion people overweight or obese

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