年1回の健康診断だけでなく、近くの薬局で糖尿病の簡易検査が可能に?

年々増え続けている糖尿病患者数。2013年の調査では950万人を超え、さらに、糖尿病とまではいきませんが、可能性を否定できない「糖尿病予備群」も1100万人を超えると言われています。

自覚症状に乏しい糖尿病。早めの対策が吉

糖尿病は自覚症状が出づらいため、「糖尿病」あるいは「糖尿病予備群」との診断が下っても、なかなか治療に取り組めていない人が多いのも現状です。症状が出始めたときには、深刻な状態にまで悪化してしまっていた、なんてことも少なくないものです。
どんな病気にも言えますが、早期発見・早期治療が大切。早期の段階で自覚症状が出づらい病気であれば、なおのこと定期的に検査を受けることが重要となります。

定期的な健康診断を欠かさずに。薬局で簡易検査ができるように

年に1度、勤務先などを通して行われる健康診断は欠かさずに受けるようにしましょう。健診で異常が発見された場合には、速やかに病院で詳しい検査を受け、糖尿病あるいは糖尿病予備群と診断された場合には、医師や管理栄養士の指導に従い、まず食事や運動などの基本的な生活習慣の見直しを始めましょう。
しかし、年に1度では糖尿病に対する日常的な意識も持ちづらい、ということもあります。
そこで、糖尿病の早期発見を目的として、身近な薬局やドラッグストアで自分で採血を行い、その場で糖尿病の簡易検査を可能にする試みが始まっています。

薬局でHbA1c値を測定し糖尿病を早期発見 薬局での自己採血が解禁へ

薬局に来たお客さんが、専用の器具を使って自分で指先に穿刺(せんし)し、その血液をその場で検査機にかけ、糖尿病の疑いをチェックするというものです。この検査は医師や看護師がいなくとも実施が可能で、検査結果が出るまで約6分間と短いのも魅力です。
現在のところ、東京都足立区と徳島県の合計20か所の薬局で、糖尿病の簡易検査のための小型検査機器が導入されています。

糖尿病検査を身近なものにし、早期発見を目指す

このような試みはまだ始まったばかりですが、今後多くの薬局で展開され、糖尿病検査がより身近なものになっていくことでしょう。
特に、企業に属さない高齢者や専業主婦、個人事業主などの方々は健康診断が疎かになりがちです。そのような方たちのためにも、このような身近な薬局での簡易検査は、糖尿病の早期発見に大いに役立つことになると思います。
糖尿病は初期の自覚症状に乏しい病気だからこそ、こういった検査の場が身近に普及してくれると良いですね。

参照・参考
糖尿病は薬局で早期発見 足立区から始まった新たな取り組み
薬局・ドラッグストアの店頭で血液検査が可能に|ヘルスUP|NIKKEI STYLE

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