治療と予防コラム

週末だけでも効果あり! 「週末運動」で健康的な生活を送ろう


運動と病気発症リスクの関連性について


厚生労働省の情報によると、ふだんの身体活動量が多い人ほど病気の発症リスクが低く、糖尿病はもちろんのこと心疾患や高血圧、肥満、骨粗しょう症、結腸がんなどの羅患率や死亡率が低くなっているそうです。

また、運動はメンタルヘルスや生活の質の改善にも効果的であり、特に高齢者においては歩行などの日常的な身体活動を行うだけでも、寝たきりになってしまうリスクを軽減できることが分かっています。

一方で、「交通手段の発達」や「仕事・家事の自動化」によって、近年の日本人の身体活動量は低下しつつあります。

健康面が気になっている方は、ふだんの活動量、運動量を見直すことが大きな一歩になるのです。

「週末運動」とその効果を示した研究について


とはいえ、毎日運動をするのはなかなか難しいものです。そんな中、シドニー大学らの研究により、週末(土日)にまとめて運動をするだけでも健康増進の効果が期待できることが分かっています。

この研究はイングランドとスコットランドに住んでいる成人63,591人を対象に、1994~2012年に渡って行われました。研究チームは対象者のうち週末に「150分間の中強度の運動」あるいは「75分間の高強度の運動」を1~2回のセッションで達成している人のことを「ウィークエンド運動家」と呼称し、その対照群の健康状態を調査しました。

すると「ウィークエンド運動家」はまったく運動していない人に比べて、それぞれ総死亡リスクが30%、心血管疾患死リスクが40%、がん死リスクが18%低下していたことが明らかになったのです。

さらに、対象者のうち「1週間かけてまんべんなく運動する人」についても調査をしたところ、「ウィークエンド運動家」と比べて各リスクにそれほど大きな差はなかったといいます。

この研究は、平日に運動をする時間が無くても週末に一定量以上の運動をすれば、死亡リスクを低下させて健康的な生活を送れることを示唆しています。

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