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【医師監修】インスリン注射や血糖値自己測定に使う針・センサー。どう捨てればいい?

「在宅医療廃棄物」とは?

病院ではなく、自宅で行う医療行為を「在宅医療」といいます。在宅医療には医師や看護師が訪問して行うものと、医師の指導を受け、患者さん自身が自宅で行うものがあります。

・医師・看護師が訪問して行う場合
医師が行う場合には、急な患者さんの求めに応じて医師が自宅を訪問する「往診」、医師の判断によって定期的に自宅を訪問する「訪問診療」が含まれます。また、看護師が行う場合には定期的に自宅を訪問して診療の補助・看護を行う「訪問看護」があります。

・患者さん自身が行う場合
医師の指導・管理のもと、患者さん自身が医療処置を行う場合を「在宅療養」といいます。自宅でのインスリン注射はこれに含まれます。

在宅医療によって生じる使い捨ての注射針や注射器、輸液用バッグ、カテーテルなどの廃棄物を「在宅医療廃棄物」とよびます。

「在宅医療廃棄物」の分類

在宅医療廃棄物を捨てる際には、肝炎やHIV感染症などの血液感染に注意しなければなりません。付着した血液が体内に入り込む危険が高いと、感染の危険も高くなります。この危険に鑑み、在宅医療廃棄物の処理は3つのカテゴリに分けて考えられています。

・在宅医療廃棄物のカテゴリ
① 鋭利なもの…注射針や点滴用の針など。
② 鋭利ではあるが安全な仕組みを持つもの…ペン型注射針など
③ 鋭利ではないもの…注射器本体やカテーテル、ガーゼなど

糖尿病に関連する在宅医療廃棄物

糖尿病の在宅療養では、注射器・ペン型インスリン注射器やその針、インスリンカートリッジ、自己採血用の穿刺針、センサー、ガーゼといったものが在宅医療廃棄物として出ます。

インスリンカートリッジやセンサー、ガーゼなど、「鋭利ではないもの」に分類されるごみは、通常のごみと同じようにポリ袋に入れ、「燃えるごみ」として捨てます。ごみ袋が破れたりしないように、必要に応じて小さな袋に入れてから、より大きな袋にまとめて出しましょう。

一方、「鋭利なもの」「鋭利ではあるが安全な仕組みをもつもの」に分類される各種の針は「針刺し」による感染の危険が高く、注意が必要です。往診や訪問診療で使われた医療用の注射針や点滴用の針は、医師が持ち帰って処理することとされています。では、インスリンの自己注射や血糖測定のための採血に用いたあとの注射針や穿刺針は、どうすればよいのでしょうか?

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