糖尿病について正しく理解しよう!~1型糖尿病について~

1型糖尿病の治療方法

1型糖尿病の治療の基本は、①インスリン療法②食事療法③運動療法です。

① インスリン療法:2型糖尿病との治療の大きな違いは、発症時点からインスリン療法を積極的に行う点にあります。

インスリン療法には主にペン型のインスリン注射や、皮膚に直接針を留置しておくインスリンポンプがあり、医師の指導の上自己接種を行うのが一般的です。

症状によっては2型糖尿病と同じく食事や運動でインスリンに依存しなくても血糖をコントロールできる場合もありますが、大半の1型糖尿病患者はインスリンの分泌が絶対的に渇望しているケースが多く、インスリンを補充しなければ全身の代謝機能に大きなダメージが生じるためです。

そのため、1型糖尿病でインスリン療法を行っている患者は、自己判断でインスリン療法を中断、変更することは厳禁です。
インスリン量の調節は医師の指示のもと行われるのが絶対です。

② 食事療法:必要以上のカロリー制限は低血糖症状を引き起こすので大変危険です。医師と管理栄養士の指示の下、食品交換表などを使って栄養素とカロリーを厳守することが必要になります。

③ 運動療法:インスリンの調整が良好で、血糖が安定している場合に医師の指導の下、取り入れられます。

2型とは似て非なる1型糖尿病

1型糖尿病は、先にも言いましたが、自己免疫疾患の一つです。
また、遺伝や生活習慣から徐々に糖尿病になる2型糖尿病とは違い、発症年齢が早い傾向にあり、発症時の症状が一刻を要する場合の多い病気です。

1型糖尿病の患者数は糖尿病全体の数%程度といわれ、糖尿病としては少数派です。
ですが、1型糖尿病の患者の多くが小児期や若い頃に発症し、人生の大部分を糖尿病と付き合っていかなくてはならず、制約の多い日々を強いられています。

近年話題となっているiPS細胞などの再生医療研究が進み、自己免疫疾患のメカニズムが解明され、1型糖尿病の治療に役立てられる日が来ることを強く願って止みません。

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