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糖尿病の薬の飲み忘れを防ぐための5つの方法とは?

飲むタイミング別で対処法が変わる!?

糖尿病の内服薬には、図表1、2のようにいろいろな種類の薬があります。
それでは、図に沿って薬の服用タイミングが重要な理由を解説していきましょう。

糖尿病の薬の飲み忘れ1

(図表1;第17回脳卒中フォーラム;中国労災病院薬剤部発表資料より引用)

糖尿病の薬の飲み忘れ2

(図表2;第17回脳卒中フォーラム;中国労災病院薬剤部発表資料より引用)

  • 食前に飲む薬速効型インスリン分泌薬(ミチグリニドカルシウム水和物、ナテグリニド)
    このタイプの薬は、薬の作用発現が非常に早いため、食事の5〜10分前に飲むように指導されます。
    食前に服用といっても、飲むタイミングが早すぎると低血糖症状をきたしてしまう恐れがあります。
    ですから食前5〜10分前というタイミングが重要なのです。
  • グルコシダーゼ阻害薬(ボグリボース、アカルボース、ミグリトールなど)このタイプの薬は、糖質の吸収を抑える働きをします。食後に服用しても糖質が吸収されてしまっているので効果がないのです。
    食前のタイミングで飲む必要があるのです。ちなみに食前30分以内の服用を目安に服用するように指導されることが多いようです。
  • 食前または食後に飲む薬(SU剤のグリメピリド、グリベンクラミド、グリクラジド/ビグアナイド系のメトホルミン塩酸塩など)
    SU剤やビグアナイド系(BG系)と呼ばれる薬は、食前でも食後でも効き目に差がないということで、医師の判断で食前が食後かが決められています。この薬の作用は、空腹時高血糖を是正することです。このタイプの薬は作用発現までの時間が1〜2時間かかるため、食事をする前後に服用することで、食事と食事の間(いわゆる空腹時)の高血糖を抑えることができます。
    強力に作用するため、タイミングを間違って服用してしまうと低血糖の症状をきたす可能性が非常に高くなります。
  • 時間に関係なく飲む薬DPP-4阻害薬(アログリプチン安息香酸塩、ビルダグリプチン、シタグリプチンリン酸塩水和物など)
    このタイプは、1日1回、食事に関係なく服用できる薬です。単独使用ならば食事に影響されず、低血糖もほとんど起こらない画期的な薬です。何故かというと、インスリンの分泌を促すおおもとの「インクレチン」というホルモンの働きを強める作用があるためです。
    ただし、併用薬がある方はやはり薬を飲むタイミングを間違いますと併用薬の影響で低血糖をきたす場合があります。
  • 朝だけ飲む薬チアゾリン系(ピオグリタゾン塩酸塩など)
    このタイプの薬は、1日1回、朝に服用するのが主流です。
    チアゾリン系はインスリン抵抗性の改善をする働きがあります。作用持続時間が20時間と長いため、1日1回となっています。
    インスリン分泌促進作用がないので単独では低血糖をきたすことはほとんどありませんが、併用薬がある場合はやはり低血糖に注意しましょう。

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