平均寿命日本一は長野県!長寿の秘訣とは?

平均寿命日本一!不動の長寿県

厚生労働省により、5年おきに発表される都道府県別の平均寿命、平成22年度のデータで、長野県が、男性80.88 年、女性87.18 年と、男女ともに80歳を超える数字で、1位を獲得しました。

長野県の平均寿命の近年の推移をみると、男性のランキングでは平成7年から、4回連続の1位。女性のランキングにおいても、平成7年から3回連続でベスト5入りを果たし、平成22年度には、ついに、堂々の1位に輝きました。

このように、男女問わず長寿県として印象づけた長野県ですが、その成果の影には、県をあげた健康長寿の取り組みがありました。

県をあげた、健康長寿の取り組み

今でこそ、長寿県としてトップを走る長野県ですが、昭和40年代には、高血圧などを原因として引き起こされる脳卒中の死亡率がワースト1になるなど、生活習慣の改善が健康課題とされていました。

そこで、長野県では、医療環境の向上、健康的な住環境への改善とともに、地道な栄養教育を行うなど、行政指導のもと、健康な環境づくりに取り組みました。

そうした取り組みの結果として得られた、平均寿命日本一。

平成27年3月には、長野県健康長寿プロジェクト・研究事業研究チームによる「長野県健康長寿プロジェクト・研究事業報告書(健康長寿要因分析)」を発表し、以下3点を長寿要因とする分析結果をまとめました。

<高い就業意欲と、積極的な社会参画>

平成19年度の就業率、男性5位、女性4位に加え、男性の高齢者就業率1位、平成18年度の女性の社会活動・ボランティア参加率14位など、県民の社会参画への高い意識が伺えます。

こうしたデータから、長野県は、高齢になっても社会とのつながりを持ち、生きがいを持った暮らしを送りやすい環境であると分析されています。

<地域医療保険活動の充実>

山に囲まれ、冬には多くの場所が雪に閉ざされる長野県では、かつて医療機関の不足が課題でしたが、出張診療や、へき地巡回診療などを行い、医療格差の解消に努めるとともに、夜間・休日の診療体制の整備など、県民が安心して医療行為を受けられる環境づくりに取り組みました。

そのほか、保険補導員や食生活改善推進員による、具体的な健康指導など、県民と医療機関を結ぶサービスの充実を図ったことが、現在の県民の長寿を支えていると考えられています。

<健康意識の高さ>

県をあげた健康運動に呼応するように、平成22年の統計データでは、男性の習慣的喫煙率が全国47県中44位、メタボ該当者の割合45位、さらに、女性の野菜摂取量1位という結果が出ており、日々の生活における県民の健康意識の高さを、はっきりとみることができます。

行政と県民の連携により、長寿・健康県としての成果をあらわす長野県。

近年では、県のかかげる「信州ACEプロジェクト」の取り組みに、具体的な長寿の秘訣があるとして、注目を集めています。

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