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運動のタイミングは朝食前?朝食後?糖尿病治療のためなら、朝食後がおすすめ

糖尿病 朝食後の運動

糖尿病の治療や予防のための日常的な運動は、基本的には自分のライフスタイルに合わせていつ行っても良いのですが、血糖値を下げるには「食事をしてから1時間後」くらいが最も効果的(参考:糖尿病治療ガイド)と言われています。
食後は血糖値が上がりやすく、運動をすることによって血糖値を下げることができるためです。

また、糖尿病患者さんでは、食事前(特に朝食の前)の運動を控えた方が良い場合もあります。
その理由について見ていきましょう。

運動によって血糖値は下がる!「低血糖」には要注意

糖尿病患者さんで、食事療法によりカロリーや糖質制限を行っている方、またインスリン療法を行っている方は特に、体に蓄積されたエネルギーがなく血糖値の低い空腹時に運動を行うと「低血糖」を起こす危険性があります。

特に起き抜け、前日の夕食からも長時間経過している朝食前の運動は、血糖が下がり過ぎてしまうリスクがあるため十分な注意が必要です。

できれば、食後の血糖を下げる効果を得るためにも、食後の運動がおすすめです。

「低血糖」とは?~症状と対処法~

血糖が下がり過ぎてしまって起こる「低血糖」。
空腹時の運動以外にも、お酒を大量に飲んだ場合、インスリン療法をしている場合の過剰服用・注射、またその際の食事の中止や遅れなどによって起こるケースが多くあります。

低血糖の症状

動悸・震え・しびれ・頻脈・発汗・めまい・悪心・嘔吐・生あくび・意識レベルの低下・けいれんなどさまざまなものがあり、ひどい場合には昏睡状態に陥って死亡することもあります。

低血糖の対処法

<意識がある場合>
飴(5~10g)や清涼飲料水(150~200mL)などの簡単に口にできて砂糖(ブドウ糖)を含む食べ物で血糖を回復し、様子を見ましょう。
15分程度経っても改善しない場合にはすぐに医療機関を受診してください。

<意識がもうろうとしている場合や意識がない場合>
ブドウ糖や砂糖を唇や歯肉に塗りつけて応急処置をするほか、医師から処方された専用のブドウ糖の注射を行います。
意識障害を起こしている場合には、いち早く医療機関を受診することが大切です。

低血糖は糖尿病治療中では誰もが起こるリスクがあるので、運動や食事の注意点や、起こってしまったときの対処法など、あらかじめ医師によく指導を受けておくようにしましょう。

「ダイエットには朝食前の運動が効果的?!」も注意が必要

朝食前の空腹時に運動を行うことは、エネルギーが枯渇状態なので体内に蓄積された脂肪を燃焼させることができダイエットに効果的、といった情報を見ることがあります。
このことは確かに一理あるのですが、これまで見てきたように特に糖尿病患者さんでは低血糖の危険性があるため、朝食前の運動はおすすめできません。

また糖尿病の運動療法の一番の目的は「血糖を良好に保つこと」です。自分の体や糖尿病についてよく理解し、適切な運動を続けていきましょう。

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