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高血圧予防!糖尿病の合併症を防ぐ!減塩食品を活用しよう

糖尿病の治療において、食事療法は基本中の基本。
食事療法で気を付けるべきポイントは、次のようにいくつかあります。

1.1日の指示エネルギー(摂取カロリー)を守る
2.栄養バランスよく食べる
3.食塩を減らす
4.コレステロール、飽和脂肪酸を含む食品を控えめにする
5.食物繊維を多めに摂る
参考:食品交換表

ここでは3の「食塩を減らす」ことに注目し、食塩の摂り過ぎはなぜいけないのか、また減塩食品について紹介していきたいと思います。

食塩は、高血圧に悪影響。高血圧は、糖尿病の合併症に悪影響

食塩は本来、体に欠かせないミネラルの一つです。
しかし、食塩は高血圧を促してしまい、心臓や血管に負担をかけるので、糖尿病患者さん以外にも「塩分を控えめにした方が良い」ということはよく聞くと思います。

では、なぜ食塩の摂り過ぎが高血圧につながるのでしょうか。

実は、「食塩と高血圧に悪影響を及ぼす」ということは研究結果から出ているものの、そのメカニズムは十分な解明がされていません。
一つの理由としては、私たちの体は食塩を摂り過ぎた際に塩分濃度を一定に保つべく、水分を多く摂取し(塩辛いものを食べると喉が渇くのはこのため)体液(血液)が増えるため、血管が押し広がり、血圧が上がってしまうことが考えられます。

またもう一つの理由として、食塩中の主な成分であるナトリウムは、交感神経を活発にさせる働きがあり、血管を収縮させます。
狭くなった血管に圧がかかることによって高血圧になるということもあります。
そして、高血圧は糖尿病の三大合併症でもある糖尿病腎症や、網膜症、動脈硬化などの進行にも悪影響を与えてしまいます。

1日の食塩摂取量目安は、男性9g未満、女性7.5g未満(ただし、糖尿病腎症、高血圧の場合は6g未満)。
特に日本人の食事は、食生活が乱れていなくても摂取過多になりやすいので、普段からできる限り減塩に努めることが大切です。

減塩食品って?栄養表示基準は?「ナトリウム」の量をチェック

食塩を減らす方法は、調理法や味付けなどさまざまありますが、ここでは「減塩食品」について注目してみます。
「減塩食品」は文字通り、食塩が少ない食品のことをいい、普段の食事にもうまく取り入れていきたい食品です。
栄養表示基準では、「減塩」と表記ができるものは、以下のようになっています。

絶対表示・・食品100g中にナトリウムの含有量が120mg以下の場合
相対表示・・他の食品と比較して食品100g中のナトリウムを120mg以上減らした場合

つまり「相対表示」の場合には、同じメーカーが出している同様の商品と比較した場合の「減塩」ということになり、含まれている食塩が必ずしも絶対的に少ないということを意味しません。
食品パッケージの栄養成分表示の「ナトリウム」の量をチェックして買うようにしましょう。

日本高血圧学会が発表している、「減塩食品」のリストもあるので参考にしてください。
https://www.jpnsh.jp/data/salt_foodlist.pdf

「ナトリウム」と「食塩相当量」

食塩は、ナトリウムと塩素が結合してできたもの。
栄養表示では「ナトリウム」の量が表記されていることも多くありますが、ナトリウム量では実際にどれくらい食塩が入っているのかピンとこないと思います。
ナトリウム量から食塩相当量を換算できるので、次のような式を覚えておくと便利です。

ナトリウムから食塩量への換算式

ナトリウム(mg)×2.54÷1,000=食塩相当量(g)

ナトリウム2,000mgの場合は、2,000×2.54÷1,000=5.08 で、約5gの食塩が含まれていることになります。

「減塩食品」と味付けの工夫で食塩を減らそう

日々の食事において、食塩の1日の摂取目安量をきちんと把握し、減塩に努めることが高血圧などの生活習慣病予防につながっていきます。
「減塩食品」を利用したり、味付けを工夫して(だしを濃くする、薬味やスパイスを使う、など)、物足りなさを感じずに、上手に減塩をしていきましょう。

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